著作権・著作隣接権でお困りの新郎新婦様にオススメする高品質フリー音源

ここ10年くらいの間に結婚式でやたら著作権の話をされるようになりました。今日はそのお話をしようと思います。

問題を超ざっくり解説!

まず簡単にこの問題を解説しますと、結婚式場で音楽を流すこと自体は何も問題がありません。なぜなら結婚式場はすでに会場で音楽を流す為の使用料をJASRACに支払っているからです。レストランでも日頃BGMが流れていますよね。

式場が問題だと言うのは、きっとDVDに入れた音楽のことでしょう。これは『複製権』の問題であり、要はコピーすることに問題があるかないか、です。これはコピーすること自体は全く問題ありません。

最近多くの人はCDを買わなくなりましたが、昔CDを買った記憶を辿っていただくと「個人的な範囲でのコピーは問題ありません」と記載してあったはずです。

では何に問題があるのか?それはそのコピーした音源を

★個人的に使用するか
★ショーとして使用するか

です。これは結婚式をショー(つまり営利目的)として見るかどうかになります。一般感覚で言えば結婚式を営利目的と考えるのは少々無理があるような気がしますが、結婚式場が著作権!著作権!という根拠はここなのですが、実際のところ結婚式場のスタッフの方もこの根拠を知っている人はどうも少ないようです。

結婚式場が10年ほど前から著作権問題を言い始めたのは様々な理由がありますが、一番大きな理由は「だからうちで映像作らせてください」という利益目的なのかなと…大きな声では言えませんが。

問題の解決方法は超簡単!

この問題を解決する方法は非常に簡単で式場の方に「DVDと同じタイミングでCDをかけてください」と言えば、上記の根拠から全てが解決します。それができないという結婚式場もたまにいらっしゃいますが、そういう会場は音響代を請求してはいけませんね。プロの仕事ではありません。

もう一つのおすすめ方法はNo copyright music

そんな交渉も新郎新婦様にとっては労力を要します。でも大丈夫です!著作権なんて今の時代、本当に狭い世界の話なのです。時代はどんどん著作権を無視する時代になっているのです。そうです、フリー音源を使いましょう。

「フリー音源なんてダサいのでは?」なんて思う方も多いと思いますが、世界はとても広いです。才能のある世界中のミュージシャンがどんどん著作権フリーの音楽を世に発表しているのです。こちら聴いてみてください。

実はこれもフリー音源です。ダサいですか?クオリティ低いですか?むしろ邦楽のほうが…という気もしますよね。探し方はいろいろとあるのですが、皆さんおなじみのYouTubeでも簡単に検索できます。

「No copyright music」

と検索してみましょう。ウェディングに絞るなら

「No copyright music wedding」

とすればウェディングにピッタリのフリー音源がたくさん探せます。もう一度言います。世界は広いのです。日本の著作権という狭い世界で踊らされず、世界中からいい音楽を探してみて下さいね。